IELTSの勉強方法

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なぜIELTSを受けるのか?

IELTSを受ける主な理由は留学です。
英語の試験というとTOEICが有名ですが、留学時にはTOFELやIELTSのスコア提出が求められます

受験料は3万弱と高額ですが、金銭的に余裕があるなら数回受けることをお勧めします。
さらには、初回はコンピュータ版がおすすめです。なぜなら、結果が3日程度で出るからです。
初回で、試験がどう進むのか、設問パターンはどうか、そもそも3時間も集中力は持つのか、自分の苦手な技能はどれかを確認し、2回目に備えましょう。

ここで大事なのは、1回目の問題も必ず復習はすること。
リーディングでわからなかった単語を一つでも、ライティングで「本当はこう書きたかった」という表現を一つでも、スピーキングで十分に答えられなかったテーマを一つでも多く確認しておくだけで全然違います。スピーキングテストは問題パターンに限りがあるため、1回目と2回目で同じ質問をされることもあります。

テキスト紹介

勉強方法の説明に入る前に、私が使っていたテキストを紹介します。
以下の単語帳とテキストを使いながら勉強しました。
テキストは、チャプター1で問題形式の説明、チャプター2で各パターンの練習、チャプター3で模擬テストを収録しています。

リスニングの勉強方法

私は3週間でリスニングスコアを4.5→6.0に上げました。

まずはテキストを一周し、特に苦手な問題をチャプター2を使って練習しつつ、時間のある日は模試を解いていました。
一周目は、必ず解いた後にわからなかった単語の意味を確認し、音読もしました。
音読はかなり効果的だったと感じます。
耳を英語にならすためにテストの1週間前はYoutubeに挙がっている「カフェでの英会話」やSpotifyに挙がっている「英語と日本語が混ざってるポッドキャスト」を聞いていました。

リーディングの勉強方法

正直、リーディングは単語力が決め手です。コツコツ語彙を増やしましょう。
リスニング同様に、まずはテキストを一周し、その後は模擬問題を一題20分で解けるようにトレーニングです!本番は60分で三題解くからです。
コンピュータ版ではパソコン画面の上部にタイマーがあるので随時時間を確認できますし、ペーパー版では20分ごとにアナウンスがあるので、20分で解く癖をつける(20分を過ぎるようなら諦めて次へ進む!)と時間配分も簡単です。

ライティングの勉強方法

私は3週間でライティングスコアを4.0→6.5に上げました。

テキストには複数の問題パターンが載っていますが、多くの場合、パート1でグラフまたは表の情報を書き、パート2で賛成反対の意見文を書きます。
時間に余裕のある方は、テキストに掲載されている全てのパターンを一度は書いてみることをお勧めしますが、基本的にはグラフや表の説明と、賛成反対の文章をひたすら繰り返し練習です。
各パートで最低ワード数が設けられており、パート1は150ワード、パート2は250ワードですが、私はパート1、2共に200ワードで提出してスコア6.0を取得できたので、6.0を目指している人ならパート2が250ワードに達しなくても落ち込まないでください◎
ただし、ワード数が200でも(もちろん250を越えられていても)、聞かれていることに答えられていなければ6.0には届きません。大事なことは設問に答えることです。
テキストに載っているような文字数を大幅に超した難しい文章を作れなくても、定型文さえ覚えれば6.5にもすぐ届きます。
私が書いた文章を確認したい方は下のお問い合わせボタンからお問い合わせください!

スピーキングの勉強方法

スピーキングには4つの評価基準があります。
1. 流暢に話せているか
2. 発音は正しいか(少し間違っていたとしても聞き取りやすいか)
3. 同じ語彙ばかり使っていないか
4. 同じ文法ばかりるかっていないか

スピーキングの練習は、リーディングやライティングを勉強する中で培った豊富な語彙と文法を手にしてから取り掛かるのがおすすめです。
語彙や文法を手にしたら、テキストに載っているテーマを片っ端から英語で言えるように練習です。
練習の際には「他にはこんなことも聞かれそうだな」とアンテナを増やしましょう。
私が英会話に慣れるために利用していたのが当塾の【All in One】です。

All in One

All in Oneは当塾が設けている1時間の英会話講座です。

フィリピン人講師との英会話30分間(私は60分間受講していました)
個人で復習シート作成15分間
日本人講師とのフィードバック15分間
実際の私の時間割り

All in Oneでは、English for Everyoneというテキストを使って中高で習った文法の再確認をし、忘れていた知識を引き出しの手前に置き直す作業がメインです。

最初は「なんでこんな簡単なことをやるんだろう・・」と感じるかもしれませんが、初回からネイティブと英語オンリーの難解授業が始まったら怖くないですか?
まずは簡単な項目を習いながら、先生がどうやってレクチャーしようとしているのか、テキストの構造は何か、予習・復習はどう進めたら授業がやりやすそうかを試す時間に使ってください。
なによりも、どこに「忘れていた知識」が落ちているかはわかりません!

私は4月から受講し、2ヶ月以内にテキストを終わらせることを目標に、週4で英会話を受講していました。しかし、ペースを考慮し、4月3週目あたりから英会話の時間を30分から1時間に増加しました。
また、IELTS受験前の1週間はEnglish for Everyoneではなく持参したIELTSのテキストを使ってスピーキング対策をしました。
目的やレベルに合わせてテキストや授業内容を変更できるのは大きな利点です。

私は、IELTSに特化した塾の体験授業を受け、All in Oneと比較した上で、以下の3点が決め手となってAll in Oneを選びました。
1. 金額が安い
2. 自分のレベル、目的に合わせた内容を選べる
3. 日本人講師とのフィードバックで細かい確認ができる

最初にもお話ししましたが、IELTSは留学するために必要な試験です。言い換えるなら、留学を考えている人が受ける試験です。
それに合わせて、多くのIELTS特化塾では留学先での授業を想定し、「集団+英語オンリー」の授業を設置することが多いです。
英語オンリーという点はAll in Oneも変わりませんが、英会話の後に「英語でなんて質問したらいいかわからなかったこと」や「英語圏の人とは考え方が違うため、先生の説明を聞いても理解しきれなかったこと」を日本語で確認できるのはAll in Oneの強みだと思います。

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